製作実績[有限会社一ノ瀬瓦工業様]
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有限会社一ノ瀬瓦工業様。
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山梨県笛吹市石和町松本にある有限会社一ノ瀬瓦工業様は、ジュン企画のホームページを見てお問い合わせをいただいたのがきっかけです。
現状の看板(写真左中央にある袖看板)では目立たず、決してわかりやすいとは言えません。そこで、ファミリーマートの壁の上に目立つよう看板を設置したいとのことでした。
一ノ瀬瓦工業様は、創業が1915年(大正15年)という、群を抜く実績で、その技術は多くのお客様から信頼を得ています。
看板のデザインの重点は、この素晴らしい技術をもつ会社をどうアピール(知ってもらうか)するかを考えていきました。
また設置場所は、北バイパスと呼ばれ、非常に車両の交通量が多い場所です。車両を対象とした看板のデザインを意識しました。
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野立て看板A(デザインの説明)
まず新品の瓦の写真で右脳(直感や感性)に「屋根、瓦」を瞬時に訴えかけます。
次に、車両からでも読める短いキャッチコピー「屋根のプロ集団!」の文字で論理的(左脳)に、見る人に対して「なにを訴えている看板か」を明確にします。また「無料見積もり、フリーダイヤル」などは、赤をポイントで使用し、情報の重要度を示しています。
コピー部分の緑は、「信頼・安心」を訴求しています。
野立て看板B(デザインの説明)
こちらは素材としていただいた瓦のイラストを、もとは半分であったものをPhotoshopで加工して、一体の鬼瓦に。
非常にシンプルに、イラストと会社名、電話番号のみです。
(本来はこの下に今後制作予定のホームページアドレスなどを入れて、デザインが完成します。)
シンプルなだけにインパクトに優れています。この看板の目的は、目を引き、「あれ、なんだろう?」と思わせることを意識しています。
見る順番として、鬼瓦のイラスト→一ノ瀬瓦工業→「屋根の仕事をしている会社の看板なんだ!」と気づかせる仕掛けをしました。
A面の看板を先に見ても、後に見ても「なるほど」と思っていただければ。
全面茶色で、周囲には無い色のため、光景として浮いて見え、目立つ看板となっています。
デザインの確認(説明)
クライアントである一ノ瀬瓦工業様の一ノ瀬靖博さまは、看板のデザインに非常に進んだ考えがある方で、当初からスムーズに打ち合わせを重ねてきました。
色の指定や、レイアウトなど靖博さまのお母様と少しづつ理想のデザインへ修正しながら、現在のデザインに決定していきました。
靖博さま、お母様ともに明るく、仕事に対して誠実な気持ちが伝わり、その姿勢はジュン企画としても見習いたいほどでした。
一ノ瀬瓦工業 様看板リニューアル後。
遠くからも独特のビジュアルイメージで目を引きます。
車両から見る機会が多い看板ですので、瞬時に読めて理解しやすいキャッチコピーと写真で「何をしてくれる」会社かというのがわかりやすくデザインしています。また、看板の高さもポイントです。(車両から見て高すぎず、低すぎず)
両面同じでも良いのですが、表面、裏面でデザインを変えることによって、意外性など与え、興味を引きます。また茶色の看板は大きな鬼瓦のビジュアルで、一瞬ではわからないものの、「ああ、そういうことか」と見る人に思わせる、一歩踏み込ませたデザインとなっています。
今回制作した看板は大変気に入っていただき、最初に制作したタテ1.8m、ヨコ4mは急遽線路沿いの建物裏側に設置し、当初予定場所にはタテ2m、ヨコ6mの、サイズを大きくした看板の追加注文を頂きました。
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