形をデザイン
看板を目立たせるカタチの力。
大勢の人の中から、誰か特定の人間を探し出すのは難しい。
看板の形も同じこと。
近くにある看板と同じ形で並んでしまうと、目立たなくなります。
他とは違う、アピールするもの(形)があれば逆に武器になります。
「あれっ」と思わせる看板
道路などに連続して並んでいる看板。
飲み屋街などにある集合看板。
なにか個性をアピールするものがないと、見る人にとっては「一つの塊」にしか認知されません。
例えば、よく見る長方形の看板ではなく
「あれ?」
と思わせるような形にすれば注目を集めます。
例えば長方形の看板が並ぶ中で、丸い形の看板があれば逆に目を引くはずです。
ただ注意しなければいけないのは、奇抜な形にしてしまったりすると、お店のイメージを壊しかねません。
あくまでお店のイメージに合わせて、周囲の看板を調査して設置するといいでしょう。
ちなみに色に関しても同じで、他の看板と違えば目立つことになります。
動いて引きつける看板
人は動いているものに注目します。
電光掲示板などついつい見てしまう経験は誰でもあるかと思います。
ただこういった看板は高価ですので、誰にでもオススメできるわけではありません。
もっと安価で「動き」を演出することができる看板が
『のぼり旗』
です。
のぼり旗が店頭にはためいていたりすると、その動きによって元気でにぎやかな印象を与えます。
中には、営業しているかどうかもわからないようなお店がありますが、これほど営業にマイナスなことはありません。
のぼり旗などは、その「動き」によって営業感や盛況感を与えることができる有効な看板です。
ジュン企画などでは、ターポリンと呼ばれる薄地のテント素材をゴムで設置して風で動くようにしてこの効果を演出しています。
黄金比と白銀比
黄金比とは、人間が見て最も「美しい」と感じる比率。
世界的にも有名なパルテノン神殿やピラミッド、その他芸術品など様々な場面で利用されています。
白銀比(はくぎん比)は大和比とも呼ばれ、安定した飽きのこない美しさとされています。
日本古来の建物に多く用いられていた比率です。
これらをすべてに適用させれば良いというわけではありませんが、ポイントとして使用したり、ここぞという場面で使用すれば大きな武器となります。
例えば、当サイトではトップページのイメージ画像や、コンテンツボタンの大きさなどを黄金比にしたり、工夫をして意図的に見やすくしています。